吟醸造り
吟醸酒は「吟味して醸造した酒」という意味で
精米歩合60%以下の高度に精米した白米を
低温でゆっくり発酵させたお酒です。
そのおかげで、果物のような特有の香り(吟醸香)と
淡麗ですっきりした上品な味がするのです。
専用の優良な酵母、原料米の処理、発酵の管理から
びん詰、出荷まで高度な技術の賜物なのです。
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精米歩合
米表層部に含まれる、たんぱく質、脂肪などが多すぎると
清酒の香りや味を悪くしてしまうため、米の表層部を削ります。
精米歩合は、白米の玄米に対する重量の割合をいいます。
精米歩合60%では、玄米の表層部を40%削ります。
家庭で食べているお米は、精米歩合92%程度で
清酒に使う米は、精米歩合75%以下ですから
かなり削って使うのですね。
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