
野々市市ある喜多家住宅を見学しました。(400円)
国指定重要文化財です。

喜多家は福井藩の武士で、野々市に移り住んでからは商人になり
明治からは酒造りをしていたそう。

元々の家屋は明治の大火で焼けてしまい、現在残っている建物は火災の後に
金沢にあった醤油屋さんの建物を移築したものです。

いろりには灰できれいな模様が。
枯山水みたい。灰形と言うのですね。

土間の上に立派な梁組が。
幾何学模様のような美しさ。

座敷も美しい。

庭の紅葉は終わっていたけれど、落ちた葉が綺麗でした。

階段箪笥。
収納テクニックの元祖と言っていいかも。

色んなところに掛かったこの暖簾の特徴的な柄、

イヴ・サンローランがドレスに使ったそうです。
確かに横の部分、暖簾だ。

階段を上がると引き戸で閉じられるようになっていました。
暖房の熱を逃さないようにする為なのだとか。

この金庫、テレビの開かずの金庫を開ける番組に登場しました。
残念ながら何も見つからなかったとのこと。

酒造りをしていた頃の作業場。

これが最後まで作っていた銘柄「猩々」。
この奥にある蔵から、石川県立大学が蔵付き酵母を採取、培養して
令和4年に半世紀振りに復活しました。
これは呑まなくては。

お風呂もあります。
これは下から沸かすのではなく、熱い湯を入れて入る浴槽。

おトイレ。これは男性用。
花瓶!?と思う程きれいな柄の陶器。

50年程前まで生活していたので、かまどや今は枯れたけれど井戸もありました。
現在の当主は他県にお住まいで、管理が難しく市に寄贈したそうです。
石川県に残る最も古い町家の見学、楽しかった。

すぐ近くにある郷土資料館にも行って見ました。
入ってすぐはお蕎麦などが食べられるカフェスペース。

市指定文化財「旧魚住家住宅」も見学できます。
こちらは無料。

帳場もありました。
この勘定帳、めくってみたら昔の本物でした。
時間があればじっくり見たかった。

そして喜多家の復活した日本酒「猩々」をここで購入できました。
呑むのが楽しみ。

