
今日の宿は「あらや滔々庵」。
古総湯の向かいに建つ老舗旅館です。
朝夕食付2名1室で1名60,650円。

玄関横には源泉が、と思ったらよく見ると漢字が「原泉」でした。
触ってみると熱めのいいお湯。

落ち着いた雰囲気。
床も廊下も全て畳なのでスリッパはありません。

目立つ衝立は北大路魯山人の「鳥」です。
まだ無名だった魯山人は山代で1年ほど過ごしたそうで、当時の旅館の当主が
看板などを注文して魯山人の生活を支えてたとか。

チェックインはお部屋で。
露天風呂付の和洋室。

お着き菓子と

抹茶を頂きます。ほんのり渋くて美味しい。

奥の和室はベッドとソファーが置かれた寝室。

そして洗面所の奥には露天風呂があります。

露天と言うか大きく窓が開けられる「半露天」ですね。
完全露天だと寒すぎるので丁度良いです。
源泉掛け流しで、泉質はナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物泉。

泉温は64度と熱いので、源泉が注がれた上の浴槽が熱湯。
下がぬる湯になっています。

体が温まるのはもちろん、少しとろみを感じる良いお湯です。

浴室の横は坪庭になっていました。

館内にはお風呂が3つあります。
時間によって男女入れ替え制で、全て源泉掛け流し。
瑠璃光

ヒバの壁の浴室は昭和30年代に造られたそうで、古さが良い感じに落ち着きます。

浴槽の奥は浅くて寝湯に丁度良い深さ。

露天は石造り。
こちらは深めで体がすっぽり温泉に包まれます。
原泉閣

こちらは新し目の浴室。

露天も広いです。

紅葉も温泉に浸かっていました。
特別浴室 鳥湯

この写真でも明るく見えるほど、実際はかなり薄暗い浴室です。
暗くて危ないので夜中は入れません。
大きい浴室はぬる湯。

壁で仕切られた小さい浴槽は熱湯。
暗めの照明の中、源泉のミストを楽しむよう造られているそう。
確かにリラックスできます。

所々にあるデザインチェア。
部屋の浴室にもありましたが、これが合っているか好みが分かれるところです。
個人的にはちょっと唐突感がありました。

お風呂上りにはスパークリングワインと発泡酒、コントレックスがセルフで頂けます。

綺麗に整った中庭を眺めながら。

お風呂上がりの乾杯。いや~美味い。

館内には魯山人の作品が至る所に展示されていますが、
さらには茶室のような風情の展示室まであります。
ちょっとした美術館のよう。

そろそろ夕陽になってきました。
楽しみにしていた蟹を頂く時間です。

