京成立石駅にある鳥専門の有名店です。
こちらのお店はBS−iの「吉田類の酒場放浪記」に登場したのを見て知り、
一度行ってみたいと思っていたお店です。
精肉店(こちらも鳥肉のみ)と併用で、通りに面したところに精肉店があり、
横の路地から入ると食べる方の入り口があります。
金曜日の7時前に到着。すでに満席で、お店の外には行列が出来ていました。
待っている間に、換気扇から漂う唐揚げの香りに更にに食欲がそそられます。
20分程で入店。カウンター席と座敷に4卓の小さな店内。
メニューは鳥とお新香、飲み物のみのシンプルさ。
鳥わさ(530円)とぽんずさし(530円)、そして名物の若鳥唐揚(時価:この日は580円)を注文。
料理を待つ間、お通しをつまみにチビチビと。生姜醤油で煮込んだ鳥かわは濃い目の味で美味しいです。
まずは鳥わさとぽんずさしの登場。
肉の甘みが味わえる、肉厚の鳥さし。お店のおばちゃんが"ちょうど良い量"の醤油をかけてくれます。
カウンター席だったのですが、その前が持ち場のおばちゃんが客の食べ方を仕切ります。
おばちゃんの見てない隙に醤油をもうちょっと足そう・・としたら
目ざとく見つけられ「これで丁度いいのよと」叱られました。さすが年季入ってます。
ぽんずさしはネギと鷹の爪がたっぷり乗って、味付けも絶妙。後を引く旨さです。
食べ方指南役のおばちゃんによると、このタレを唐揚げと一緒に出てくる
キャベツにかけて食べるそうです。
いよいよ本日のメインディシュ、若鳥唐揚が登場。まるごとカラッと揚げられた鳥肉。飴色の皮が美味しそう。
おばちゃんがあっと言う間にバラしてくれます。
皮はパリパリ。軟骨までバリバリとおせんべいのように食べられます。
モモ肉まではお腹いっぱいで食べきれず、お持ち帰りにしてもらいました。おばちゃんがビニール袋に詰めてくれます。
お店を出て、精肉店を覗いてみたら豪快にまるごと鳥を揚げる姿が見えました。
若鳥唐揚は精肉店で買うことも出来るそうですが、揚げたてのパリパリを味わうには
並んでもお店で頂くのが良さそうです。
(2009.7)
★★★★☆